水素水に対する多くのお問い合わせの中で、「水素濃度」や「溶存時間」が多いようです。
また、すでにご購入された方からのお問い合わせも気になります。
と言いますのは、購入の際に「水素濃度7.0ppm」とか、「水素溶存期間 5日間」などと聞かされている実態があります。
以前も書きましたが、常温・1気圧での水素飽和濃度は『1.57ppm』で世界共通の原理原則です。
何か工業的技術や他成分を加え、加圧方式で「水素ガス」を発生させることで一時的に数値はあがりますが、結局開封の瞬間「プシュー」という音とともに大半の水素ガスは飛散してしまいます。
また、「5日間」…という溶存期間に疑問を感じます。もし事実であれば、大変な事でありますが一定溶存量とは記載しておらず、0.01%でも含まれている…という強引なメーカー側の表現であれば正しい情報とは言えません。
使う側から見て、5日間の溶存維持は魅力とは言えません。
何故ならば、5日間容器に入っている「水」は全く不衛生だからです。水素水の効能を医学的に証明している中に、「即飲性」は必須です。
時間の経過した水素水は、何ら効果を発揮せずに排尿となるだけですので意味がありません。
人間の「欲」は限界を超えるものですが、水素濃度が濃ければ濃いほど良い…とどうしても考えがちです。
自然の摂理に則り、飽和濃度「1.57ppm」にニアイコールであれば、充分な効果を発揮します。必要摂取濃度以上の水素水を飲用しても、病気が大きく改善されることは有りません。
でも低い濃度も効果を望めません。
水素水は、体温に近ければ近いほど、体温によって蒸発・気化を防止ますので、食道から腸まで削減量約40%を見込んだ濃度であれば充分でしょう。
暑い季節ほど冷たい飲料が欲しいときです。でも冷水の水素水は効果を薄めますので、多少の温水にして飲用されることをお薦めします。
冷水は、喉の爽快感だけですので、溶存している水素成分は体温によって蒸発してしまいます。ここは、知っておくべきですね。
水素ガス…方式ではなく、電気分解方式のH(水素原子)を その場で生成してすぐに飲むようにして下さい。
弊社水素相談室へのお問い合わせで、「2年も飲んでいるのに効果が見られない」と言う内容が圧倒的に多いのは 以下の理由です。
◎朝晩しか飲んでいない
◎スティック状の発生器を使用
◎日に1ℓ程度しか飲んでいない
◎生成後 数時間経過した水素水を飲んでいる
◎お茶やコーヒーを生成器に入れて飲んでいる などなど
水素水は、「飲み方」「飲む量」「飲むタイミング」「使う水」 これが重要なポイントです。
自分に合った水素水生成器の選択は 確かな情報から入手する事が大切です。
都合の良すぎる誤情報には要注意です。